" I " 言葉 noblesse oblige

逆さまの蝶は光に向かう。そして世界を

旅と子供に関する小話

 

9月中旬に遅めの夏休みを取ることができたので、

 

 

思い余ってMelbourneに行ってきました。

 

 

 

 

 

あ、

 

もちろんぼっちですけど?

 

 

 

 

まぁ書くことはたくさんあるんですが、

とりあえずタイトル通りに。

 

 

 

まず、

行きの飛行機の話。

 

赤ちゃん連れのママが居たんです。

 

つい斜め前の席に。

 

普段そうそう飛行機なんて乗らないってのもあるけど、

俺的には飛行機で赤ちゃん見たの初めてでした。

 

 

 

みんな知ってっか?

 

飛行機って、

 

普段は折りたたまれてる備え付けの赤ちゃん用ベッドがあるんだぜ!?

 

 

まずそこ衝撃。

 

ママの席の目の前の壁がベッドに早変わりする様子に俺興味津々。

 

 

 

そしたら俺の隣の席のおばちゃんが、

 

 

「静かに寝れると良いですけどね・・・」

 

とか話しかけてきやがって反応に困った。

 

ちなみに、夜出て朝着く便でした。

 

別に一日飛行機の席が隣な分には何の害もないし普通の人だと思うんだけどさ、

そういうこと言うんだーってドン引きですわ。

 

 

それを聞いて一気に心配になった。

「きっとこういう人が他にもいる。もし泣いたら俺はママを助けられるか」

って。

 

いやまぁ飛行機だし某JALさんだしCAさんもすごく丁寧に対応してたし、

別に俺の出る幕はないしむしろ何かあっても出るなよwって話なんだけれども、

 

 

まぁ、

 

そう、思ったんです。

 

 

 

結局その子は、

少しぐずってたけど、

一回も泣かなかった。

 

ホッとした。

 

 

降りるときに思わず赤ちゃんに話しかけちゃったわ。

「一回も泣かなかったね。偉かったね」って。

ママが「ワーワー言っちゃってすみません」って言うから、

「そんなことないです!!」って。

そしたらさ、

赤ちゃんがこっち見て笑ってくれたの。

もうさ、なんかさ、琴線に触れて泣きそうだったよ。

 

すごいしっかりした美人のママでした。

 

 

新幹線や飛行機に乳幼児を乗せる是非がどうたらって話があるのはわかるけどさ、

んなこと言ってる社会じゃ、まぁ子供は増えないよね。

 

 

 

はい。

 

 

で、

こっからはメルボルンの話。

 

 

半分勉強で行ったんだけども、

観光もしましたので。

 

 

 

National Gallery of Victoria

でのこと。

 

めっっっちゃ広いんですよ。

古代はエジプトから正直よく分かんない現代アートから、

世界各国の美術品がとにかく見切れないくらいありましてね。

 

まともに全部見てたら半日かかると思うわ。

 

 

 

 

それでまぁ、

Japanese Art のエリアもあるんですね。

 

掛け軸とかHiroshigeの浮世絵とかが飾ってあるんですが、

 

 

そんな中、こんなのがあったんです。

 

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茶の湯の再現を展示してあって、

「茶の湯とは何か」みたいな説明が書いてある。

 

俺の撮り方が超絶下手糞なせいで見難くて申し訳ないが、

左下、“For Kids”ってプレートがあるの、分かります?

 

ようは、

子供用に、平易な説明で書いてあるんですよ。わざわざ。

 

俺なんか英語出来ないから、

もう全部For Kidsで良いよwww分かり易っwwwww

って感じだったんだけどさ。

 

 

 

美術館は普段からちょいちょい行くけど、

俺の経験上はこういうの日本で見たことないと思うんだよね。

 

そりゃ、

夏休みの自由研究とかに使えそうな展示だったらあるかもしれないけど、

そうじゃないからね。

 

しかもこれJapaneseエリアにしかなかったと思う。たぶん。

このエリアには他にもいくつか“For Kids”プレートがあった。

 

 

日本は美術館って大人(笑)の場所だからね(笑)

 

 

っていう第二の衝撃でしたまる

 

 

 

 

 

 

 

はい次。

 

 

次はまぁ割と普通だと思うんだけど。

 

 

メルボルンの水族館の話。

 

 

子供向けなんですよ。完全に。

 

 

 

 

スイーツ(笑)のおデートスポットじゃねんじゃwww

 

 

 

まず水槽が割と低い位置にある箇所が多かった。

 

そして、

少し高い位置にある大きい水槽なんかは、

子供しか通れないようなトンネルとか、

こう、

下から水槽を覗きこめるような場所がいくつもあったのね。

 

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あとは、

サメがいっぱいいるメインの大水槽の前は階段状になってて、

ゆっくり座って見るスペースがあったりして、

そういう所もちゃんとスロープで降りられる。

バギーでも安心。

 

通路の壁とかに書いてある絵はカートゥーンな感じだった(伝われ!!)

 

もちろん、

「磯の生き物を触ってみよう!!」コーナーもあった。

 

 

超デカいワニがいて、

幼女が

“Dad!! Crocodile!! Crocodile!!”

ってずっと言ってて可愛かった。

 

 

そんなところ。

 

 

 

 

でね、

あー旅の記録も書かなきゃなー

と思いつつ怠けてたんだけれども、

 

 

つい昨日、

古市さんと國分先生の対談本

『社会の抜け道』

を読み終わってな。

 

 

保育に関する章とかもありまして。

 

國分先生が、

 

フランスだと美術館に子供連れて行っても、

オムツはここで替えるのよとかすごい親切だったり、

まだ小さいうちに芸術に触れさせるのは素晴らしいわ

とかって言われて日本と全然違うなぁ・・・

 

みたいに書いてて、

(今パラパラめくってるんだけど付箋しなかったから何ページか分からないw)

 

 

 

何となくlinkするところがあったので、

忘れないうちに書き留めようと思ったのでまでであるよ。

 

 

 

 

言うわけで、

『来たるべき民主主義』と『社会の抜け道』の

忘れないうちに読書感想文も書かないとねー。